「姿勢を良くしてください」と言われて、その場では良くなっても、数分後にはまた元に戻ってしまう。そんなご経験はありませんか。姿勢が戻ってしまうのは、意識が足りないからではありません。今日は、呼吸から姿勢を整えるという、studio Yで大切にしている考え方を書いてみます。
姿勢が戻ってしまうのは、意志の問題ではありません
姿勢を正そうとするとき、多くの方は「胸を張る」「背筋を伸ばす」という指示だけで意識を保とうとします。ですが、それだけで支え続けられる姿勢は長く続きません。姿勢を内側から支えているのは、意識ではなく深い筋肉の働きだからです。意識でつくった姿勢は、意識が離れた瞬間に崩れてしまいます。
studio Yでは、女池のスタジオで超少人数制のレッスンをご案内していますが、はじめて来られる方の多くが「姿勢を直そうと頑張っているのに、なぜか戻ってしまう」というお悩みを抱えていらっしゃいます。そのたびにお伝えしているのが、姿勢は呼吸とセットで整えるものだということです。
呼吸が浅いと、姿勢を支える筋肉が働きにくくなる

デスクワークで背中が丸まった状態が続くと、肋骨のまわりが固まり、呼吸そのものが浅くなっていきます。呼吸が浅いと、お腹の奥にある姿勢を支える筋肉(インナーユニット)が十分に働かないまま一日を過ごすことになります。姿勢の崩れと呼吸の浅さは、同じ根っこでつながっているのです。
ピラティスでは、鼻から吸って肋骨を横にひろげ、口から細く吐き切る「胸式呼吸」を使います。この呼吸を意識しながら動くことで、姿勢を支える筋肉に自然と働きかけることができます。
マシンピラティスが姿勢に働きかける理由
studio Yのレッスンでは、マシンピラティスとストレッチポールを組み合わせたCFRクラス、ベーシックなMATクラスをご用意しています。マシンはバネの抵抗を使って動きをサポートしてくれるため、正しいフォームを保ったまま、姿勢を支える筋肉へ丁寧に働きかけることができます。運動が苦手な方でも、無理な力を使わずに続けやすいのが特徴です。
今日からできる、小さな意識
- 01
座るとき、坐骨で座る
椅子に浅く腰かけ、左右の坐骨に均等に体重をのせる意識を持つだけで、背中の丸まりが少し変わります。
- 02
1時間に一度、肋骨をひろげる呼吸を3回
鼻から吸って肋骨を横にひろげ、口から細く吐き切る呼吸を3回。それだけで肩まわりの緊張がゆるみます。
- 03
「頑張って伸ばす」ではなく「呼吸で整える」
姿勢を意識でつくるのではなく、呼吸から自然に整うのを待つ。焦らないことが、いちばんの近道です。
どのくらいのペースで通えば変化を感じられますか?
お身体の状態によって差はありますが、週1回のペースで数ヶ月続けている方から「気づいたら猫背を指摘されなくなった」というお声をいただくことが多いです。焦らず、積み重ねていただければと思います。
おわりに
姿勢は、一日でできあがったものではありません。だからこそ、整えるのにも時間がかかります。女池の静かなスタジオで、あなたの呼吸のペースにあわせてご案内します。
Author

studio Y
PMA(Pilates Method Alliance)認定インストラクター/指導歴19年
新潟市女池のマシンピラティス専門スタジオ studio Y。超少人数制のMAT・CFRクラスとプライベートレッスンで、姿勢の土台をひとつずつ整えるお手伝いをしています。
読んでくださって、ありがとうございます。
からだのことは、どうぞ直接ご相談ください。


